dolls ←→ 遠藤麻衣さん
Q & A
Q お仕事は?
A 俳優・美術家と名乗って、現代美術を作ったり、演劇に出演するなどして活動しています。たまにイラストも描きます。
Q dollsにきたきっかけ?
A 院生の時に、同じ研究室の大絵さんにチラシをいただいたのがきっかけです。たしか、大絵さんがチラシのデザインとともに熱烈にオススメしていたような気がします...。それで、オープン前の無料(だったかな?)カット体験に来ました。
Q 谷中との思い出は?
A 大学の入学とともに引越して、7年ほど住んでいました。旅ベーグルさんの近くに住んでいて、朝7時の開店と同時によく買いに行っていました。谷中に来て、初めて銭湯を体験したと思います。あさひ湯に行ったのですが、お湯の熱さに衝撃を受けました!あとは、大人がよく道端に立っているという印象で、交番の前のおまわりさんや、通学時の横断歩道の旗を持った住人の方など、すれ違うと挨拶が交わされるというのが、風通し良くて、とても大好きでした。
Q いま最も興味があること?
A 少し前からうずらを飼っていて、うずらのことに興味があります。古くから絵画で描かれていたりするので、うずらが描かれたものについてもそうですし、うずら自体も、なついたり意思疎通できる手応えはないと思いきや、行動が理解できる時もあったりして、興味がつきません。
Q 10年後になにしているとおもいますか?
A 全然想像がつかないです。
Q または何をしていたいですか?
A そうですねー...何していたいかな、でも今想像がついていないことをしていたいです。
Q 谷中で好きなお店やスポットはありますか?
A やっぱり、dollsです。谷中の中で一番長く通っているお店です。
Q すきなたべもの?
A パンです。
Q いままでで1番こころにのこったお仕事?
A 昨年10月末に発表した上演作品です。「アイ・アム・ノット・フェミニスト!」というタイトルで、結婚式を演じました。実の夫に協力してもらって、婚姻契約を作り式でとり交わしました。この作品のために、dollsでヘアカラーもしていただいたり...!その後夫婦生活を解消してしまったことで未消化なこともあり、心に残っています。
こちらは、作品を作っている時に鈴木みのりさんより受けたインタビュー記事です。ご覧いただけると嬉しいです。
Q 毎日の日課はありますか?
A 2月末からウィーンにしばらく滞在しているので、日記をつけるのを日課にしようとしています。来るときの飛行機の中で、《ミッツ-ヴァージニア・ウルフのマーモセット》という小説を読んだのですが、ヴァージニアが毎日日記をつけないと一日を無駄にしたと思うと書かれていたことに影響を受けているところです。
Q あなたにとっての髪の毛の重要度10点満点中何点?
A 10点!頭に張りつく髪の毛の存在感は自分にとって大きくて、匂いや軽さや顔へのかかり具合など、髪の毛の状態で気分が大きく左右されるので、とても大事です。それに、うずら色にカラーリングしていただいたり、色で遊べるのは楽しいです。
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以上Q&Aでした。
第21回目となる今回から内容を少しリニューアルし、私たちからの質問に答えていただきながら、谷中界隈にゆかりがある人たちの魅力や町の魅力をご紹介いたします。
谷中の銭湯ですが、山本は江戸っ子気分を味わうためにたまに行くときがありますが本当に熱いです!でも帰り道はぽかぽかで布団に入るまで冷めません。
ちなみに上條は、のぼせるタイプのため、伺う事が出来ていません。。。いつか体験したいものです。
麻衣さんがおっしゃるように、歩いていると挨拶が行き交うのがこの町ならでは。のほほんとしていて、住み心地も働き心地もとても気に入っています。たしかに道に立ってる人よく見る!と思いました。植物や虫の気配が多いというのも理由のひとつかもしれないですね。
今回のヘアスタイルは、留学を控えていた麻衣さんが美容院になかなか行けないときの為に、ある程度崩れないボブスタイルをご提案しました。カラーは麻衣さんご希望のウズラ色に。とてもユニークなオーダーを受けてとても楽しくカラーリングしました。また、伸びても気にならないように根本に向けて暗くしています。
ヨーロッパには斧で髪を切るアーティストや、1人のカットに3時間かけるアーティストなど、美容師さんの個性がはるかに日本よりも多そうなので、
留学から戻った麻衣さんの髪型はもしかしたらすごいことになっているかも!!!?
美術家としての麻衣さんは、いつも平然と意表を付くような取り組みをしていらして、私達はつねに注目しています。これからの制作活動も見逃せません*
麻衣さんありがとうございました**
髪と人と谷中とは
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